本堂の畳が新しくなりました。

本堂の畳が新しくなりました。

い草の香りに包まれています。

つやつやです。いいものです。

参拝者のほとんどが椅子に腰掛ける時代ですし、多目的に使えるように、畳をやめて他の素材にしようかとも考えましたが、湿度の調節、吸音、暖かさ、冷たさ、ダニの発生、匂い、掃除しやすさなどトータルに考えて、伝統的な畳にしました。

伝統的なものは、長い時をかけて機能が磨かれています。

ただ、畳表をできるだけ傷つけないように注意していきたいと思います。

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畳の新調と表替え

今年の梅雨は雨の日ばかりが続いて、大きな被害が出ています。これ以上の被害がないよう祈るばかりです。

さて、ある方からご喜捨をいただいて、本堂の畳の新調と表替ができることになりました。表替えは確か平成6年の本堂屋根瓦吹き替え以来、畳床の古いものは伊勢湾台風以来かもしれません。

出入りの畳屋さんに運び出していただきました。この方もずいぶんお年を召されました。市内の畳屋さんはもう数軒しか残っていないそうです。

いっぺんに畳を持って行ってしまうと、本堂が使えなくなってしまうので、3分の1ずつ入れ替えます。

新しい畳と古い畳のコントラスト。い草の香りが心を落ち着かせてくれます。

8月2日の盆施餓鬼法要まで間に合うようにお願いしてあります。

新調なった盆施餓鬼法要にぜひお参りください。

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